大会長挨拶
第17回東海北陸音楽教育研究大会が近づいてまいりました。福井県では平成19年度に全日音研全国大会福井大会と兼ねて実施して以来、14年ぶりの開催となります。なお、本県は平成元年度より継続して高等学校と合同で研究大会を行っております。

さて、今大会は、令和元年度末から続く新型コロナウイルス感染症の拡大防止に配慮し、初めてオンラインで開催することとなりました。

本県では、研究の柱の一つとして「児童生徒の学びの筋で見取る」という授業研究に取り組んでいます。研究協議では、「教師が何をしたか」でなく「児童生徒がどのように学んでいたか」に視点をおき、参観者自身が音楽の見方・考え方を働かせ、協働して授業を見取り、分析します。また、児童生徒のつぶやきや音楽表現から見取った内容をもとに、個々の学びをさらに高めたり深めたりする教師のはたらきかけについても探っていきます。

今大会では、ぜひ皆様にも福井型の研究協議に参加していただきたく存じます。大会当日の研究協議を通じて、「子供の見え方が変わってくる」、「子供が見えれば、授業が変わる」という実感を、参加者の皆様と共有することができれば幸いです。

今回、オンラインのよさを生かし、選択していただく部会の公開授業だけでなく、参加者の皆様には、すべての公開授業を事前に視聴できるようにしました(参加者限定)。また、授業のグループ活動の場面は、各グループの間近で録画したものを配信します。
大会当日は、児童生徒の学びについて見取ったことや、次への働きかけについて、気づいたことを大いに語り合いましょう。皆様と共に、「求め 深め つながる」研究大会を創造していくことができればと願っております。

東海北陸ブロック以外の皆様もふるってご参加くださいますようお願い申し上げます。
お誘い合わせのうえ、福井大会への多数のご参加を心よりお待ちいたしております。

福井大会 大会長  片山 幹子